白樺日記

白樺の樹皮に書かれた日記

白樺日記 ユネスコ世界記憶遺産登録 ※掲載許可済

 コムソモリスク *1 近郊で抑留中、戦友の死や冬の厳しさを詠んだ俳句を記したシラカバの樹皮。
煙突のススを集めてインクにし、空き缶を切って作ったペンでシラカバの樹皮の内側に書き記してあります。

抑留中は日記などの記録を残すことが厳しく制限されていましたが、コムソモリスク近郊に抑留されていた瀬野修さん(1995年死去)が、やりきれない気持ちをひそかに俳句で残し、ソ連兵の監視の目をかいくぐって日本に持ち帰ってきた貴重な記録です。

2016年10月にユネスコ世界記憶遺産に登録されました。

*1 コムソモリスク・ナ・アムーレはロシア極東部、ハバロフスク地方のアムール川下流の左岸に位置する港湾都市・工業都市


舞鶴への生還 1945-1956
シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録
主な資料の概要
1. 白樺日誌
http://m-hikiage-museum.jp/contents/?cat=3